Friday, March 18, 2016

Isono Katsuo Namihei sweet story on kid education


カツオがある金持ちの家の人に見込まれて、その家の息子の友だちになって欲しいと頼まれるというお話。
金持ちの執事が磯野家にやってきて
カツオのような明るくて楽しいお子さんに是非、友達になってほしいのです。
そこでおぼっちゃまと親友になってもらうべく、カツオくんにはおぼっちゃまと同じ学校に転校していただきたい。もちろん、学費はこちらでお支払いします。
それにカツオくんは残念ながら学力はあまりないと聞いております。
ウチと同じ学校に入れば勉強の出来る環境が出来てカツオくんにとっても良い話だと思います。
と申し込んだ。
それを聞いた波平が静かに一喝。
カツオが良い子なのは、周りに良い人に囲まれているからであって、
勉強ができないのはまだ学ぶことの楽しさに気がついていないだけなのです。
カツオにとっては今の環境が一番良いと思っています。
せっかく来ていただいたのに申し訳ないですが、お引き取り願います。
執事はえらく感服し、
大変失礼な事を申しましたと頭を下げた。
そこで波平
友達になるのに一緒の学校でなければならないというわけではないでしょう。
今度、そのお子さんをお連れ下さい。
カツオと会わせますよ。
とやさしい笑顔を返した。

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